デジタルハリウッド社会人コースの本科CG/VFX専攻(期間:1年)に入学して2カ月たったので、今の私が感じていることを簡単にまとめてみました。
脱サラした社会人がどんな気持ちで3DCGデザイナーの学校に通っているか興味ある方は、ぜひ見てくださるとうれしいです。
入学1か月後の感想はコチラ↓↓
あまり学校に直接通っていないけど今のところ問題なし
授業を受けるのに、
①学校に登校する ②家でzoomを使って授業を受ける(リモート受講)
の二つの選択肢がありますが、私はその日の気分で学校に行くか行かないかを決めています。
今のところ、5:5の割合です。
家で授業を受けることのデメリットは、今のところさほど感じていません。
自宅のネット回線速度やPCスペックは足りてるので、自宅環境が整っている方であれば授業を受けにくいということはありません。
授業中の質問にもチャットすれば先生方がすぐに対応してくださるので、そこにも不便は感じませんでした。
ただ、今後チャットでは表現しにくい類の質問が出てくる可能性はあるので、そういった不安のある方は、やはり登校して授業を受けるのが安心かなとは思います。
それらの心配が問題ないのであれば、
リモート受講は新型コロナ感染リスクを減らせるし、登下校の時間をゼロにできるので、メリットの大きい受講スタイルだと思います。
さすがに課題提出の日とかには必ず登校しようと思っています。
周りのどんな人がどんな作品を作っているのか気になりますし。
モデリングの授業が思ったより少ない:自主的にモデリングする努力が本当に重要だと実感
入学して3か月後の静止画課題提出締め切りまでに行われるモデリングの授業は、合計3回:14時間と、思ったより少ない印象です(マテリアルやテクスチャの授業は除く)。
手取り足取り教えてくれることを期待すると、痛い目を見ます。
一応、静止画課題提出後にキャラクターモデリングの授業が行われますが、全体を通してみてもモデリングにあまり授業の時間を割いていないことに気づきました。
1年間で勉強しないといけないことは他にもたくさんある(アニメーションやリギング・コンポジット等)ので、授業ではそこまで時間を割けないからでしょうか。
考えてみると、メカをモデリングしたい人、建築物をモデリングしたい人、キャラクターをモデリングしたい人など、人によってモデリングしたいものはさまざまで、それらの需要を授業ですべてカバーするには一年間では時間が足らず、基本操作さえ教えたらあとは自主的な制作による自学自習をさせた方が効率が良いということかもしれません。
なので、自身のモデリング技術を上げるには、自分から率先して作品づくりをする必要があります。
というか、モデリング以外の技術も受け身で勉強しても実力はほとんどつかないでしょう。
授業以外のCG制作の時間をどれだけ費やすことができるかがかなり重要です。
静止画作品提出までの時間が思ったより短い
ついこの間モデリングの基礎を学んだばかりだと思ったら、あっという間に2か月が経ってしまい、静止画作品の提出までもう1か月しかないので、思った以上に時間的余裕がないです。
しかも、プレ提出が12月半ばにあるので、それまでに大まかな構想を形にしないといけないから余計に時間のなさを感じております。
なので、入学して1か月以内には静止画課題のテーマを決めた方がいいと感じました。
ちなみに、私が現在制作しているのは、ホラーチックな地下駐車場の空間です。
これは、卒業制作に向けての舞台作りも兼ねてます。
完成したら、記事で紹介するつもりです。
3DCG制作には資料集めが特に重要です。
資料を集めるのにgoogle検索だけではイメージがつきにくかったので、実際に都内の地下駐車場に足を運んで雰囲気を確認したりもしています。
駐車場に存在する要素(天井の配管や壁面の質感、消火栓など)を知っておかないと、リアリティが出てこないと思うので、やれることは何でもやっておきたいです。
まとめ
・モデリングの授業が少ないので、モデリング技術を上げるには自分から作品づくりに取り組むことが必須
・静止画課題の提出までの期間が思った以上に短いので、早い段階で何を作りたいかを決めた方がいい
とにかく、周りに流されて受け身の姿勢で授業を受けるのが一番のNGだと実感しました。
1年間は長いようで短いです。
自分の納得のいくような高い3DCG制作技術を身に着けるためにも、日々自習時間を少しでも多く捻出していくことが大事なので、私も気を引き締めていきます。